そのボード、僕が積んでおきます。

たくさんの電子工作基板が積みっぱなしになってるので、頑張って工作しようとしていますが、どんどん溜まっていっております。

aitendoの「USBコントローラ基板」をロジアナとして使う

 ちょっとUART(かなぁ)と思われる通信の中身を見たくなって、ロジックアナライザ(以下、ロジアナ)が欲しくなったので、なんとか格安のものはないかと調べ、aitendoの2,000円くらいの基板をロジアナにした話です。

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ScratchからBezelieを動かしちゃう

このエントリーは、QiitaのRobot/ロボット Advent Calendar 2016の12月20日分のエントリーです。


 さて、一昨日の豊田さんのエントリー昨日の高橋くんのエントリーを受けて、何を書こうか非常に迷ったのだけど、今年はやはりこのネタで締めくくるべきだろうと思い、「Scratchからロボットを動かす」ことにしました。

 今年のアクティビティだけでも見ても、西田さんと太田さんの作った同人誌でもScratchでロボットを動かすことについて書き、月刊I/OV-Sidoの連載でもScratchからくまちゃんのロボットを操り、様々なイベントにScratchとロボットで遊びに行きました。今年の締めくくりはやっぱり「Scratchとロボット」であり、せっかくのバトンだし、豊田さんのエントリーを引き継いで、ScratchからBezelieを動かすことにします。
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ニコ技深セン観察会2016春に参加してきたよ

今回は少し毛色を変えて、先日行ってきた深センのレポートを書きたいと思います。
(※このブログエントリーではツアー参加者でシェアした写真のアルバムから、他の方が撮影した写真も使わせていただいております。その場合は写真の下にキャプションを入れております。問題のある写真がありましたら外しますのでご指摘ください。)
 
 少し前の話になりますが、2016年4月13日~15日に開催された「ニコ技深セン観察会」に参加してきました。ニコ技深セン観察会はチームラボの高須正和さん(@tks)が中心となって、深センに興味を持った人たちでツアーを組んじゃいました、というようなイベントで、深センの幾つかのメイカーズスペースや、ハードウェアスタートアップ、工場、そしてもちろん(世界一と言われる)電気街など通常の観光では行かないような「濃い」体験ができるもので、既に何度か開催しています。今回の参加者の中にも、過去のツアーにも毎回参加している人などもいて、参加者の満足度の高さが伺えます。
 
このツアーに興味を持った人はまずはこれを読むことをオススメします。

 この本を読むと、きっと次の観察会に参加したくなるに違いありません。

 
また、今回のツアーに参加した方のレポートはこちらにまとめまれています。
それぞれの方が、それぞれの視点でまとめているので、読み比べてみると面白いと思います。
 
 今回僕がこのツアーに参加した個人的なテーマは、「ハードウェア系スタートアップの様々なストーリーの中で深センが登場するがそこでは一体何が起こっているのかを知る」という事でした。
よく見かける話として、
  • Kickstarterなどで調達した後、プロトタイプまではうまく行っても深センでの量産段階でプロジェクトが遅延する
  • 深センには色々なガジェットが集中している
  • 深セン発の面白いハードウェアスタートアップが出てきている
これらの話の中で登場する「深セン」は、量産工場という文脈であるとともに、違法な匂いもしつつ、そしてとてもイノベーティブな場所でも有ります。一体、深センとは本当はどういうところで、一体僕たちは深センにどんなことを期待できるのでしょうか。
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USBシリアル変換付きESP-WROOM-02開発ボード比較

ランニングエレクトロニクスさんとスイッチサイエンスさんの2社から、ほぼ同タイミングで、USBシリアル変換付きのESP-WROOM-02開発ボードが発売された。


両方とも買ってみたので、比較をしてみたい。

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【備忘録】Pygameのインストール方法(Mac OS X Homebrew編)【すぐ忘れちゃいそうだし】

確か前にもインストールしたんだけど、またインストールするのに色々調べまわる羽目になったので、未来の自分のために現時点でのインストール方法を書いておく。

 

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【ロボット事始め】Vstoneさんのピッコロボを愛でる。【Konashiでコントロール】

このままだと、実際に作業してから2ヶ月が経過しちゃいそうなので、忘れないうちに書いておくことにする。この2ヶ月の間に色々なことを経験してて、それがあまりに刺激的だったんで、blogが完全に沈黙してしまったりしましたが私元気です。

 

先日のエントリー

は、実は、転職間際、すでに前職の有給消化に突入してから書いたものだった。エントリ中の資料の個人情報は、すでに前職のものとなってしまった。

 

2015年4月から、アスラテック株式会社で、「ロボットエバンジェリスト」なる肩書をいただいてお仕事をしている。「V-Sido OS」というロボット制御OSで、世の中に色々なロボットが増えたらいいな、と思って活動している。

 

このエントリーは、そんなロボットのお仕事を始める前夜のTweetに遡るところから始まる。

 

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ディスプレイなしでRaspberry Piのセットアップをするときの備忘録

なんか、セットアップする度に検索しながらやってて、えらい時間食ってるので、ひとまずメモを残すことにする。

 

ディスプレイなしでインストールする

PC/MacとはUSBシリアルで接続して、Raspberry Piにはディスプレイもキーボードもマウスも繋がないままにRaspbianのインストールから設定を行う方法を書いておく。

なお、この方法についての検索キーワードは「Raspberry Pi headless install」。

 

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